お役立ちコラム

成長すると骨が減る?

2019.09.17

こんにちは  広島市安佐南区大町東の にしひら鍼灸整骨院です。

人間の骨も新陳代謝が必要で、約3年で生まれ変わります。

これは骨をつくる骨芽細胞と、骨を壊す破骨細胞が常に

働いてつくり変えているからです。骨の新陳代謝は

30代ごろまでは骨をつくる働きの方が大きく、30代

以降は骨をつくる働きと骨を壊す働きが同じくらい、40代

以降になると骨を壊す働きの方が大きくなり骨量は減っていきます。

では、骨をつくる働きのほうが大きい成長期に骨の数が増えるのか

といえば、そうではありません。骨の数は増えるどころか減るのです。

幼児の関節の骨は骨幹と骨端という部分が分かれていて、すき間には

軟骨があります。骨の成長が止まるころにすき間の軟骨が骨に変わって

いき骨幹と骨端がくっつきます。このため幼児の骨の数は305個くらい

ですが、大人になると200~206個に減っていくのです。

成長するのに減るというのは不思議ですね。

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